管工事施工管理技士の小ネタ

水道工事 土木関連
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1、2級管工事施工管理技士になると、ある資格を取得する際にメリットがあります。

それは、↓の国家資格です。

・給水装置工事主任技術者(試験科目一部免除)

・浄化槽設備士(講習を受けて資格が得られる)

今回はこの内容の記事を書きます。

参考になれば幸いです。

給水装置工事主任者の免除内容

試験には、午前の学科試験1、午後の学科試験2があります。

1、2級管工事施工管理技士を持っていると、午後の学科試験2が免除となります。

国家試験を一部免除できることになります。

そもそも給水装置主任技術者とは?

給水装置工事主任技術者試験(国家試験)に合格し、交付申請により厚生労働大臣より給水装置工事主任技術者免状の交付を受けた方のことです。

給水装置工事事業者が水道事業者から水道法に基づく指定を受けるための必須の国家資格です。

各地域を管轄している水道局から指定を受けないと、その地域で給水装置の仕事ができません。

つまり、本管から水道を取り出したり、宅内に配管するために必須の資格です。

各会社、営業所に1人はいないといけないので、重宝されます。

詳しくは「公益財団法人給水工事技術振興財団ホームページ」をご覧ください。

給水装置工事主任技術者試験|公益財団法人 給水工事技術振興財団 (kyuukou.or.jp)

給水装置工事主任技術者試験の一部免除で感じたメリット

まず、勉強時間の削減が大きかったです。

学科試験1の範囲の分野に勉強に集中できました

過去問を中心に1週間頑張って勉強しました。

結果は、1回目の試験で合格することができました。

公共工事では、水道本管は土木施工管理技士の分野ですが、給水装置はこの資格がいります。

水道工事ではセットで持っていたい資格ですね。

浄化槽設備士の講習とは?

浄化槽設備士の試験の代わりに、講習37時間(5日間)を受け資格を得られる講習です。

最終日の効果測定で合格すれば、浄化槽設備士になれます。

試験の場合、学科と実地を受験し、合格しなければなりません。

試験の合格率は30%前後です。

どちらを取るかですが、私は堅実に講習を取ります。

そもそも浄化槽設備士とは?

浄化槽法第29条では、浄化槽工事業者は営業所ごとに「浄化槽設備士」を置かなければならず、また、浄化槽工事を行うときは「浄化槽設備士」が実地に監督者として当たらなければならないと規定されています。

要は、浄化槽を施工するためには必須の国家資格になります。

各会社、営業所には一人は欲しい人材になれます。

詳しくは「日本環境整備教育センターホームページ」を参照ください。

日本環境整備教育センター (jeces.or.jp)

浄化槽設備士を講習で受けるメリット

実は私は、まだ受講していません。

令和4年度で受ける予定です。

実際に受講した感想は、その後更新したいと思います。

講習は、時間と日数を使ってしまいますが、試験勉強・受験の労力を考えればメリットがあるでしょう。

おそらく、ちゃんと受講すれば資格を得られると思います。

隙間時間に独学で勉強すればコストは抑えられるので、どちらのメリットを取るかですね。

まとめ

1、2級管工事施工管理技士を持っていれば上記のようなメリットが受けられます。

どれも欲しい資格なら、先に1、2級管工事施工管理技士を取ることをおすすめします。

効率よく資格を取得していきましょう。

資格検討の参考になればうれしいです。

お仕事お疲れ様です。

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